フィレンツェ8 ~ チヴィタ・ディ・バーニョレージョ
2013年 10月 23日
チヴィタ・ディ・バニョレージョ。
突然視界の前に現れたこの天空の城は
モン・サン・ミッシェルを連想させます。
まるで江ノ島界隈のように 島の入り口を入ったところから
お土産物屋さんを覗く観光客が歩くところも似ています。
モン・サン・ミッシェルとまるで違うのは 観光客の数はそれほど多くないのと
ここで暮らす住民の数が20名ほどということ。
この町へ入るには 細長い橋の一本道だけで不便でもあり
凝灰岩の台地は 風雨にさらされて今でも侵食が進んでいるところから
町の入り口の道路標識にもイタリア語で
「il paese che muore(死に行く町)」と書かれています。
宮崎駿氏の <天空の城ラピュタ> のモデルなどと言われますが
本当のところはどうなのでしょう。
この渓谷に霧が流れ込んで 町だけがぽっかり浮いている写真を見ると
まさにラピュタっぽいと思いますが。
とうの昔の栄華の香りを残す静かなたたずまいと
悲しいほどのマットな空気はラピュタに
似ているかもしれませんね。
この街のお土産たちが並んでいます。
ここでオリーブの石鹸をいくつか買い求めました。
観光客の数は最近増えているそうですが
どこも静まり返っていて ゆっくり時間が流れていくようです。
街の突き当たり。チヴィタの縁の部分。ここも崩れていくのね・・。
まるでタイムスリップしたような不思議な感覚。
そうそう静かな街のあちこちに猫ちゃんがたくさんいました。
絵になる猫ちゃんたちで~。
もっといいカメラを持ってきて一日中撮影したかったです。
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by sogno_sonyo
| 2013-10-23 00:34
| おでかけ