大願成就
2014年 10月 12日
昨日は術後3ヶ月の検診でした。
腸の癒着というトラブルはありましたが
心身ともにおおむね健やかと言ってもよいでしょう。
ほんの一ヶ月くらい前まで 術後の傷が痛んだりすると
内臓の奥の縫い目がほどけているのでは?・・なんて
勝手に一人で悶々と心配していたのが嘘のようです。
夫の運転に 娘も付き添っての三人で
ドライブ気分で 家から病院まで1時間。
田舎の山あいに ピカーっとそびえ立つ病院です。
自宅の隣町の総合病院からここへ救急搬送されたのが
もう懐かしい思い出に変わっています。
両脇をきっちり固めたガードマンのいる正面入り口を入ると
そこは3階までの広い吹き抜けになっていて
自動演奏のピアノからクラッシックが流れています。
3階の天井から1階の床まで届く巨大な全身肖像画が2枚。
肖像画は医術の祖ヒッポクラテスとナイチンゲールなのですが
この両者を認識できないと 宗教団体の施設に見えます ~笑
私も後から知って ちょっとホッとした次第です。
娘も初めてこれを見たときは 内心
『終わったな』 と思ったとか。 ← 若いコ特有の言い回しですヨ。
診察料という名のお布施をボったくられると思ったのでしょうね。
この病院では受付をコンシェルジュと呼びます。
再診機に診察カードを入れると 受付カードとともに
傍らから スチャっと携帯電話のような呼び出し機が出てきます。
これを持っていれば病院内のどこにいてもメッセージを受け取れるのです。
たとえ待ち時間が長くなってもカフェで休憩したりできますし
検査をはさんでどこで待機すれば良いかすぐ知らせてくれます。
そしてなによりもありがたいと思うのは
外来では担当医師の診察がゆったりとしていて
充分な時間を割いてくれることです。
これは医療過疎の埼玉県では驚くべきことなんですよ。
この規模の病院では それこそ3時間待ちで診察3分。
今までそんなところしか経験してなかったので
偶然にもこの病院で診てもらえてラッキーだと思ってます。
娘が心配していた診察料も入院費も手術費も普通で
私は入院保険に入っていたのでずっと個室を使っても
なんとかまかなう事ができました。
聞くところによると 患者さんが望めば すごーく
贅沢な入院生活を送る事も出来るそうです。
診察が終わって
近くにある高麗神社へお参り。
お礼参りです。私にとっては初めての場所なのですが。
わが夫という人は 実にいい加減で不まじめで不謹慎なヤカラです。
が、その彼が 生まれて初めて 一人で 誰に誘われたわけでもなく
自分自身の気持ちで (今まで人にくっついて行った事はあるけどね)
私のために祈りを捧げてくれた神社なのです。
病院に近いから きっと効き目があるだろうという
いかにも彼らしい発想でしょうが
この人が~!お賽銭さえケチるような人がっ と
私にはとても驚きだったのですよ~ 笑
・・・夫の願いを聞き届けてくださいまして
心から感謝いたします・・・
この神社に奉納している近くの造り酒屋さん。
美味しそうな純米酒と共に買ったのは~
ご利益ありそなジンジャーエール。
酒屋さんが作ったからきっと大人味かと思いましたが
思ったより・・普通かな?
牧場も近くにありました。
牧場のアイスクリームは絶対に美味しい。
ソフトクリームとイチゴのジェラート。
お土産に牛乳とヨーグルト。お約束ですわね。
ヨーグルトは腸のために毎晩かかさず食べてますよ。
本日の詳しい検査結果は2週間後ですが
きっと大丈夫。たぶん。
楽しいドライブでしたもの。
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by sogno_sonyo
| 2014-10-12 18:57
| おでかけ