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突然の入院・・そして。

毎日毎日贅沢三昧の放蕩生活をしていたとか
イメージはどうであれ不摂生に不摂生を重ねた結果とか
そんなことは決してありません。

ただただ身の丈にあった楽しみを過ごし
のんびりのほほんと暮らしてきた私に
信じられないような事態が起こりました。



突然の高熱と腹痛。

朝まで待つ事が出来なくて救急車で病院へ。
受け入れてくれた総合病院で点滴をしてもらいましたが
対処できないことがわかり この地域では有名な医大病院へ。

そこで5日間治療を受けました。
私が感染した細菌名が突き止められましたが
珍しいものではなく どこにでもあるというもの。
けれどその細菌は私の全身の血流に廻っていて
敗血症を引き起こしていたのでした。

DICを合併。

私はDICなどという言葉を知りませんでした。
全身に血液の凝固反応が起こり
それは全身に血栓がばらまかれているという状態です。


たくさんの検査と薬品投与が続いて
それでもこの病院では判断がつかなかったらしく
救急車で 第3次医療施設へ。
より重篤な患者を扱う医療機関をそう呼ぶのだそうです。


『危なかったのですよ』  ドクターが言います。
『こうして生きているのは奇跡という状態でした』
この言葉に小康状態を取り戻した私と家族は震え上がりました。


高熱の中で見たたくさんの幻覚や幻聴。
私 本当に危なかったみたい・・・。


熱がおさまり 数字的に体調が回復したところで
今回の感染源となった内臓を摘出することになりました。
詳しく書くことは控えますが 
このさき このブログは闘病ブログになるかもしれません。
私としては のほほんポリシーを貫きたいところですが。



術後の集中治療室での一晩は 思い出しても辛くなります。

右腕は血圧測定のエアクッションが巻かれ指にナースコール。
左腕は点滴で固定され 握らされたボタンを押すと点滴に
自動的に痛み止めが投与されます。 
一度押すと5分以上経過しないと作動しないので
過剰投与はされませんが 5分おきなら好きなだけです。

両足は 血栓防止のハイソックスをはき
その上からエアクッションが時々締まったりします。

首筋などには心電図のための電極がはられ
口元には酸素呼吸器。

暗い室内で私に出来るのは
わずかに動く右手でティッシュをとり 顔の汗を拭う事だけです。

汗びっしょりになった手術着をエアコンの風が乾かし・・
それが何度となく繰り返されて朝を迎えました。










一日一日と回復して やっと退院することができました。
実に一ヶ月ぶり。

まだまだ体力もないし 重いものを持つことを禁じられているので
何もすることはできませんが 
今日はこうしてパソコンに向かう気力もでてきました。



穏やかな日々が戻りつつあります。


でも もう一つ
私は悲しい報告をしなければなりません。

どう書き出したらいいのかわからないので
もう少し気持ちの整理をつけてから。













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by sogno_sonyo | 2014-07-14 13:49 | 生活

すべて世は事も無し。


by そにょ
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